こんばんは🌃
退院後のPET、CT検査の結果、左頬部分のガン細胞を表す色が消えて、ついに寛解となりました!
最初にガンと診断されてから1年5ヶ月の間、何度もこの検査をやってきて、なかなか病変部分の色がスッキリしなかったんですが、今回初めてのクリアとなりました!
これからは再発の壁をクリアしていかないといけませんが、まずは治療が成功したというご報告ができてこんな有難い話はなく、こんな嬉しいことはないという気持ちでブログを書いています✨
この病気を通じていろんな方に応援していただきました。このブログも読んでいただいたことがすごく励みになり、入院生活も前向きに過ごすことができました。本当にありがとうございました!
抗がん剤が効いて腫瘍は小さくなるものの、間を空けるとまた肥大してきて、なかなか根絶やしにできない状態がずっと続いていたので、クリアになった画像を見た時は何だか信じられない気持ちでした。
最後に実施した放射線がトドメを刺す治療となったみたいです。
発病した当初は左頬(鼻の左横)が少し張って軽い痛みを感じたのがきっかけで、職場近くの耳鼻科を受診しました。
単なる副鼻腔炎のつもりでしたが、耳鼻科の先生が何だこれは?というすごく難しい顔をして首を傾げてた様子が印象に残っています。
とりあえず原因不明ということで強めの抗生物質を処方されて、その日は帰りました。
するとその耳鼻科の先生から翌日の休診日にもかかわらず薬の効き具合はどうですかとわざわざ携帯に電話をかけてきてくれました。
何だか大げさだなと思いながら、薬の効果がない旨を伝えたところ、すぐ大学病院を紹介され、そこでの病理検査(細胞を取り出して調べる検査)で悪性リンパ腫と診断されました。
本当にお恥ずかしい話ですが、突然出てきた病名を聞いて自分は腰が抜けてしまい、診断結果の説明途中でしたが動機が激しく意識も遠くなり病室に運ばれてしまいました😅
現実を受け入れられない事象が起こった時、自分はこうなるんだなと初めて知りました。
得体の知れないものに対する恐怖感がまず第一にありましたが、その次に家族に何て説明しようかと考えた時に辛い感情が抑えきれずに泣いてしまいました。
その後気持ちが落ち着いてから改めて先生の話をしっかり聞いて、治療をしてくれる病院として国立がん研究センターを紹介してもらいました。
ガン研究センターでの更なる検査を受けて、悪性リンパ腫は70種類ほどあり、その中でも自分の病名は「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」という8割の人が通院で治る、治療方法が確立された病気であるという説明を受けて徐々に冷静になれましたし、それ以後も初めての検査の連続や治療の準備で忙しく、悩んでいる暇がなかったのが正直なところです。
結果的に自分はその治る方の8割に入れず仙台まで来ることになりましたが、自分の運の良かったポイントは以下の通りです。
・発病した場所が顔という目に見えて分かりやすい部分だったこと
・最初に受診した耳鼻科の先生が変に様子を見ないですぐ大学病院に回してくれたこと
・転移しないうちに治療できたこと
・家族のサポートがあったこと
・職場が治療最優先の環境をすぐ整えてくれたこと、同僚がそれをすぐ引き継いでくれたこと
・ガン保険に入っていたこと(広告ではありませんが、最低限の補償内容の安いモノでも大助かりでした💴)
・なぜか偶然元フジテレビアナウンサーの笠井さんとほぼ同じ周期の治療だったこと(これも意外と励みになりました✨)
今思えばこのようにプラスの要素がたくさんありました💡
最初に耳鼻科を受診してから最初の抗がん剤を投与するまでに1ヶ月以上かかったので、いかに最短距離で治療を受けられるかはすごく重要でした。
日頃の健康診断や人間ドックも大事ですが、ほんの些細な異変に自分が違和感を感じて病院に行くというセルフケアが今後大事になってくるかなと思っています。
今後再発の壁をクリアしていくために、入院中に頭に叩き込んだ食事療法にチャレンジしたいと思います。あとは生活習慣も整えて、それでもダメだったらその時はその時で何とかするという気持ちで過ごします!
放射線を当てた頬はまだ腫れぼったく神経も鈍いですが、今は実家で家族と過ごせる時間を大事にしたいと思います!
天気は悪かったですが、清々しい気持ちで帰れたことに心から感謝しています✨
健康な体目指して引き続き頑張ります💡